SSU夏季フィールドワーク

「名古屋大学 工学部」研修

名古屋大学大学院 工学研究科准教授 佐藤浩太郎先生
名古屋大学大学院 工学研究科准教授 大河内美奈先生
名古屋大学大学院 工学研究科 助教   山口 毅 先生

実施日 2011/8/10(水)

参加者 本校生徒
  2年生(7名)・1年生(8名)

引率教諭        3名

研修内容   ・09:30〜09:55  挨拶・安全注意
  ・10:00〜12:30  第1回目実験
  ・12:30〜13:30  昼食
  ・13:30〜16:00  第2回目実験
  ・16:00         挨拶・解散

実験内容 【実験A】 山 口 先生  電気をはかってイオンを調べる
【実験B】 佐 藤 先生   機能性高分子を作って、触ってみよう
【実験C】大河内先生   砂糖、果糖、ブドウ糖。お菓子にいれる糖をつくる

研修の様子


生徒の感想

◇ゲルとは何かわからない状態で受けた実験だったので、はじめてのオリエンテーション時は先生やTAの方が何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。しかしみなさんが噛み砕いてわかりやすく説明してくださりました。ちゃんと予習をしていれば違う話が聞けたかと思うと悔しいです。高吸水性ゲルの膨潤収縮実験では吸収速度の速さと、一度吸収したものは離さないという性質に驚きました。またこれは私たちの身の回りにたくさん存在しており、生活に役立っていることがわかりました。実験と日常生活がつながっているという点に興味を持ちました。スライムを作る実験では、単にスライムを作って遊ぶだけでなく、なぜスライムのようなゲルができるのか、という点にも少し触れていただきました。構造などは難しくわかりませんでしたが、単純などろっとしている物体にもいろいろなものが関係していることがわかりました。

◇午前中とは研究室の雰囲気も少し違っていました。酵素は一つの性質に特化していることがわかりました。ショ糖、ブドウ糖、果糖の違いも分からない状態で受けましたが、ショ糖を分解することでブドウ糖と果糖ができているということがわかりました。今日、私たちが研究室で行わせていただいたバイオリアクターという酵素など生体触媒を使った反応装置、インベルターゼという酵素は実際に工業で使われているという話を聞いて驚きました。工学部では反応だけでなく工業化も考慮した研究開発を学ぶという点にも興味を持ちました。ただ研究発表して終わりではなく工業、産業にもかかわってくるということがわかりました。何のために研究をするのか、研究をして社会に貢献することはるのかと、疑問を持っていた私にとっては今回の体験はとても印象に残るものとなりました。研究室の設備がとても充実しており、そこで研究されている人たちの独特の良い雰囲気を体験でき、自分もこのような大学で学べたらと思いました。

◇実験Cは、途中で失敗してしまいましたが、一応結果は得ることができたのでよかったです。アクリルアミドに色々な試薬を混ぜて、置いておくとゲル状になるのは何故だろうと不思議に思いました。そのゲル状になったアクリルアミドを細かく砕く作業は楽しかったです。また、最後にスクロース分解の確認を工業的(連続的)にやるには、ガラス板を動かすのだということを教わりました。
実験Aでは、薬品が何g要るのかを計算したり、発生した気体が何なのかを当てたりと、自分達で考えることが多かったです。計算を間違えることなく、実験が成功したことが嬉しかったです。銀に塩化銀を付着させることで電極が出来るということを初めて知り、とても驚きました。実験室とは別に、学生の人たちが昼食を食べたり、おしゃべりしていた控え室のような部屋もあって、大学生って楽しそうだな、と大学で学びたい気持ちがより一層強まりました。